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でべそ

臍ヘルニア(=でべそ)は,新生児の5%程度に認められます.1年で80%,2年で90%が自然治癒します.臍ヘルニアは無処置でも治りますが,皮膚が余ってしまうことがあります.見た目の問題だけですが,児にはストレスになり,手術が必要になる場合があります.

臍ヘルニアが無処置の場合には,治癒率は78.1%で,治癒年齢は9.0カ月でした.圧迫療法を行った場合には,治癒率は87.5%で,治癒年齢は5.1カ月,治療期間は2.1カ月でした.

圧迫開始時期は,生後1カ月が26.5%,2カ月が62.4%,3カ月が7.9%と報告されています.

臍を圧迫するカバー材としては,テガダームを利用しています.

皮膚を左右または上下に寄せてからカバー材を貼る方が強力に圧迫できますが,皮膚のトラブルが起きやすくなります.皮膚を寄せずに圧迫のみの場合には,皮膚のトラブルは少なくなりますが,圧迫効果がやや弱くなります.

カバー材の貼り替えの間隔は7日間もしくは14日間で行っています

圧迫の方法や材料は施設によって異なりますが,どの方法でも90%前後の有効率が報告されています.

カバー材による皮膚のかぶれは,20-60%に起こります.2-3日で治癒するので,再開が可能になります.アトピー性皮膚炎や皮疹があると,かぶれやすくなります.貼り替えの時に,カバー材をゆっくりと180度折り曲げて剥がし,必要に応じて水やウェルパスを使用すると,皮膚の傷みが少なくなります.

圧迫療法が無効なのは,開始時期が生後6カ月以後,皮膚のかぶれによる頻回の中断,ヘルニア門が6-10cm以上,ヘルニア外径が30mm以上,ヘルニア門がやや上部にある場合などです.

当院では,臍ヘルニアに対して圧迫療法を行っています.ご心配な方は,是非ご相談ください.

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